酵素玄米を美味しく炊き上げる代表と言えば、「圧力鍋」です。
この圧力鍋、値段も素材も多種多様。
どの圧力鍋を選んだら自分にとって美味しい玄米が炊けるようになるのか？
ベジファーストの玄米ダイエット講座で学ぶ「おいしく炊いて、おいしく食べる玄米」で案内している
圧力鍋についてご紹介します。
素材によって異なる炊き加減
こちらで紹介する圧力鍋のタイプは３種類。
どのタイプで玄米ご飯を炊いても美味しく仕上がりますが、食べた食感が微妙に異なります。
マクロビオティクの認定校として活躍していた時代、様々など道具で炊く機会に巡り合いました。
また、生徒さんが購入した圧力鍋で炊いた玄米との比較や、教室で炊いた玄米への感想なども合わせ、ご紹介します。
教室で使っていた圧力鍋は３タイプ
１）アルミ製の平和の圧力鍋、２）ステンレス製のフィスラー、３）ガラスコートされたシラルガン
どの圧力鍋もしっかり圧がかかり美味しく炊くことができましたが、みんなが喜ぶ
もちもちとした炊き上がりは素材によって、明らかに異なります。
もちもち感ナンバー１平和の圧力鍋
３つに圧力鍋の中で１番は、平和の圧力鍋です。
素材がアルミ製ということで、アルツハイマー神話や手入れの不便さから好まない方もいらっしゃいますが、この鍋で炊いた玄米は「まるでお餅？」のようにもちもち。
白いご飯とは異なりますが、癖になる食感で、生徒さん達には大人気！
この炊き上がりが良くて、買い足されている方もいました。
アルミ製を気にされる方は、内鍋にカムカム鍋を利用さるとアルミの弊害は気にならなくなります。
アルミで炊いた玄米がなぜもちもちなのか根拠は不明ですが、素材がやわらかいアルミ製の鍋を火にかけ、そして圧がかかる。アルミ製の鍋は火のあたりが柔らかく、その波動を受けた玄米は、様々なエネルギーの調和とともにもっちり炊き上がるのが平和圧力鍋だと思います。
さっぱりした炊き上がり・ステンレス製圧力鍋
広く一般的な圧力鍋といえばこちら、ステンレス製の圧力鍋です。
安価なものから高価なものまで、ピンキリです。お財布の事情に合わせての購入も良いです、少し考えておきたいのがお手入れかな？
どの圧力鍋でも言えることですが、圧がかかり蒸気が吹き出す場所で根詰まりを起こすことがあります。
今までの経験から、この場所を簡単に手入れできるものがストレスが少なくて便利です。
また、圧力鍋というだけあった「圧」が大切です。圧のかかり具合で、ご飯の炊き上がりが変わってきます。
問題の玄米のご飯の炊き上がりですが、圧力がかかっている分、美味しく頂くことはできますが、平和の圧力鍋と比較すると「パラっとサッパリ」した仕上がりです。もちもち感はゼロ。頂く時はしっかり噛むことが必要になるかな〜と講座ではお伝えしていました。
何者にも屈しなさそうな硬いステンレス素材で炊かれた玄米だからでしょうか？
平和圧力鍋とは異なる炊き上がりです。
白いご飯は固めが好き、しっかり噛み応えのあるご飯が好きという方や、アルミの弊害を気にされる方にはおすすめの圧力鍋です。
シリット ・シラルガン圧力鍋
約30種類もの天然鉱石を調合し、表面を強化ガラスセラミックでコーティングしているため、匂いが付かず、火のあたりもステンレス製よりは柔らかく、アルミよりも硬く？ 炊き上がりはもちもちにプラスふっくらを加えた玄米ご飯が炊ける圧力鍋お気に入りのシラルガンでしたが･･･。
販売終了になってしまいました。少し重いのが難点でしたが、流石のドイツ製！美味しい玄米が炊ける圧力鍋だっただけに、日本からの撤退はともて残念。
圧力鍋の販売は終了していますが、シラルガンからFTM（フュージョンテックミネラル）のブランド名にて新たにミルポットや鍋などが販売されています。気になる方はこちらのサイトを参考にしてください。
＊WMFオンラインショップ フュージョンテックミネラル
何を基準に道具を揃えるか？
マクロビオティックや健康料理のクラスで利用してきた圧力鍋３つを紹介しました。一つはまさかの販売終了で驚きましたが、どの圧力鍋で炊いても玄米は炊けますが、長く玄米を食べて頂くには好みの「炊きあがり」を基準に探されることをお勧めします。
玄米を炊く以外にも色々な料理でも活躍できる圧力鍋ですから、玄米以外に何の料理を作るかも選択の一つだと思いますが、あれもこれもと考えていると、結局何をするために購入するのかわからなくなる場合がありますから、
「美味しい玄米を炊くための圧力鍋」の購入をお勧めします。