食べるという、当たり前の習慣にこだわった「ベジファーストのお弁当」
人のからだは、食べたもので作られています。
vegefirstのお弁当は、「ただおいしい」だけでは終わらない、“からだと心が整うごはん”を目指して作っています。
朝早くからひとつひとつ手作業で仕込み、旬の素材・調味料・調理法にこだわりながら、日々の台所仕事を積み重ねてきました。
「無添加」という言葉について、私たちの考え
これまで「無添加」という表現を使ってきましたが、近年、その意味や捉え方が人によって異なり、時に誤解を生むことがあると感じるようになりました。
vegefirstでは、できる限り自然に近い素材を選び、化学的な食品添加物は使わないという姿勢で料理を作っています。
けれども、「無添加=完全に何も加えない」という意味で受け取られると、現実とのズレが生じてしまいます。
たとえば一部の調味料や、海外から取り寄せる加工品など、100%完全に添加物を除くことが難しい場面もあります。
だからこそ私たちは、「無添加かどうか」よりも、「何をどう選んで、どう作っているのか」をきちんと伝えることを大切にしていきたいと考えるようになりました。
これからの私たちの取り組み
- 使っている調味料・加工品・素材の背景などを、ホームページでも少しずつご紹介していきます
- 素材は「作り手の顔が見えるもの」「育ちや作られ方がわかるもの」をできるだけ選ぶようにしています
- 「無添加」という表現に頼らず、透明性をもってお伝えする姿勢を大切にしていきます
vegefirstの食べ方のこだわり

素材が持つ自然な色味=栄養バランス。旬の野菜を取り入れ、見た目の彩りも大切にしています。
Phyto-Color(色)

味噌、醤油、酢、甘酒、酒粕など、微生物の力を借りた“発酵の知恵”を取り入れ、腸と心の調和を目指します。
Ferment(発酵)

日本の伝統的な食養の考え方をもとに、食材の性質や調理法を整え、季節に寄り添った一膳を。
Macrobiotic
(陰陽バランス)

私たちの体の細胞は、食べたものでエネルギーを作っています。体が「燃える」感覚を大切に。
Mitochondria
(エネルギー代謝)
素材へのこだわり

然栽培の玄米を使用し、浸水〜発酵〜炊飯まで丁寧に仕込みます
玄米ごはん

野菜の栄養を少しでも損失しないために、酸性電解水で洗浄を行なっています。
また飲料水については、浄水器による水を使用し、安心を第一に!
お水

できるだけシンプルな製法のものを選び、加工度の高い調味料は使いません
塩・油・だし
天然醸造品を中心に、発酵食品を活用しています
味噌・醤油
最後に・・・
vegefirstの料理は、「完璧な健康食」ではありません。
けれども、日々の小さな選択を重ねることで、体と心がふっと整っていく——そんな食のあり方を、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。
「食べることは生きること」。
そして、「自分と大切な人を、どう食べさせたいか」。
これからもその問いに向き合いながら、誠実に、ていねいに、キッチンに立っていきます。