「一物全体」という言葉は
食品や食材をそのままの
状態で摂取することを
指します、つまり
加工や精製を最小限に抑え
できるだけ自然な形で
食べることを意味します

例えば、果物や野菜の皮を
剥かずにそのまま摂取したり

穀物を精白せずに
全粒のまま食べたり
することが一物全体の
考え方に沿った食べ方です

残した皮には多くの栄養素が
含まれています

特に果物や野菜の皮には、
食物繊維やビタミン、ミネラル

そしてファイトケミカルと
呼ばれる植物由来の
化学物質が豊富に
含まれています

ファイトケミカルは、
植物が自然界で生存するために
生成する物質であり、

人間の健康にさまざまな
効果をもたらす可能性があります

例えば、抗酸化作用を持つものや
炎症を抑制する作用がある
ものなどが含まれます

果物や野菜の皮に含まれる
ファイトケミカルは、
健康維持や疾病予防に
役立つことが研究されています

したがって、果物や野菜を
摂取する際には

できるだけ皮ごと
摂取することがお勧めされます

外部に接しているのが皮で
環境が変化した時に
即応する為に栄養素が
一番あるのです